お題「花火にまつわる思い出を教えてください」ー危険な花火
花火といえば、思い出すのはあの熱い思い出…。
毎年夏になると、東京で貿易関係の会社を経営するおじさん(祖父の弟)が、珍しい高級品や外国製のものをお土産に持って地元に帰ってきました。
ある夏、そのおじさんが外国製の花火をお土産に持ってきてくださいました。
当時8歳くらいだったので、どこの国のものだったか忘れてしまいましたが、日本のものに比べてカラフルで洗練されたデザインだったので、しばらく眺めて過ごしていました。
夏も終わりに近づき、おしゃれな花火の外観を十分に楽しんだところで、そろそろ遊ぼうかということになり、火をつけてみました。
パッケージほどの華やかさはありませんでしたが、どことなくいつもの花火とは異なる趣きを楽しんでいました。
そして、数本目に火をつけたところ、なんと、火が逆方向ーつまり手に向かって吹き出してきました。
持ち方を間違えたわけではありません。
おそらく不良品だったのでしょう。
すぐに手を離したので大事には至りませんでしたが、指を少し火傷してしまいました。
それ以来、花火に火をつける時は必ず持ち手の端を持ち、身体から遠く離すようになりました。
とはいえ、そのような危険な花火に出会ったのは後にも先にもこの1回きりです。
日本国内の店舗で普通に販売されている花火であれば、まず安全性に問題はないと思います。
パッケージに記載されている注意事項にしたがって、今年の夏も安全に花火を楽しみたいですね。
万が一、花火で事故が起こった場合は、購入した店舗もしくは(公社)日本煙火協会、(公社)日本煙火協会検査所へ連絡するようにしましょう。
↓詳しくはこちらの(公社)日本煙火協会のページをご覧ください。
安全とマナー | おもちゃ花火 | 公益社団法人 日本煙火協会